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Dangerous Man 2nd
第5章 At will
数週間後
彼女は退職した。
お世話になりました。
そう笑って。
これでいい。
例え彼女の本心は別であっても
彼女の強がりであっても
俺の子じゃないと口にしたんだから
信じよう。
『アツシちゃんと嫁に聞いたか?』
『え?何を?』
『船舶免許や!』
『あぁ忘れてた』
『しっかりしろや
次の予約締切迫ってんねん』
『わかったわかった
今日帰ったら聞くからメールする!』
ちょっと疲れたから…
静かにして欲しい。
帰宅してリナに抱き着く。
ん〜お前は俺の癒しや!
『なぁにぃ?』
俺の頭を撫でるリナ
『ご飯食べる?』
『食べる』
『今日はね中華だよ』
『おー!なんかテンションあがる!』