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第6章 Mr.trouble maker

妄想にウキウキしながら
ジュンの運転する車に乗り込む。

ベルトを締めいざ我が家へ！

とその時ジュンの携帯が鳴る。

『もし？サナ？今から帰るで』

彼女からだろう。顔がニヤけている。

『え？……うん…まじか！…』

そう言うと俺をチラッと見て

『それならプロフェッショナルがおるわ！
そのまま合流しよう』

そう言って電話を終え

『アツシちょっと付き合え』

俺の返事も聞かず車を発進させた。

『どこ行くん？』

『彼女んとこ』

『ふーん？』

『彼女のお姉さんが不倫してんねんて』

『何処にでもそんな子おるんやなー。
男も男やけど…………え？』

『不倫を辞めさせたいらしいから
3人で説得しよう思て』