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Dangerous Man 2nd
第7章 Persuasion and her feelings
俺は
持っていたSDカードを海に投げ捨てた。
そして彼女を抱き締める。
『リナ…』
『うん?』
『もう、何も心配いらんから』
『…うん…?』
『女全部切った』
『…え?』
驚いた顔で俺を見た。
『そんな顔すなや』
苦笑いしながら彼女の髪を撫でる。
『…だって』
『何があっても大事なんはリナやねん』
『……』
『都合のいい事言ってるんは
ちゃんと分かってる
でも、知ってて欲しい
リナを愛してるってこと』
寒い事を言っていると思う。
だけど本心だ。
彼女は優しく微笑み、俺にキスをした。
『リナの大事な物は
アツシだよ。覚えてて?』
『…わかった』
アイシテル…
その言葉は
ただ純粋に俺を包み込む…