この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
振り向けば…
第9章 もう少しだけ頼むわ…



先輩から逃げ続ける夏休みが終わりに近付いた頃。


「一緒に東京に行けへんか?」


悠真が私にそう言いに来た。


「何しに行くん?」

「俺は仕事やねん。けど打ち合わせだけやから、東京見学とかしたいし。来夢はこの前、行ったから道とかわかるんやろ?」


ずっとホテルだったから右も左もわかりません。

俯く私に悠真が


「ついでにオッチャンのところにも行こうぜ。」


と言うてくれる。

お父さんはまだ宮城に居る。

お父さんに会いたかった。


「行く…。」


情けない顔で悠真にそう答える。

新幹線で東京に向かう。

ひとまずはホテルに荷物を置くと言う悠真に警戒をしてまう。

何故なら部屋は1つ…。


「悠真と同じ部屋か!?」

「あかんのか?ちゃんとツインやからベッドは2つあるぞ。」


このままホテル三昧かとトラウマが蘇る。

先輩と違うのは割と高級ホテルという事くらい。


「とりあえず今日は浅草に行こうぜ。雷門って奴を見たいからな。」


ニヤリとする悠真にホッとする。

浅草までタクシーで行き、浅草寺でお参りをする。

先輩と無事に別れさせて下さい。

おかしな神頼みをしてまう。

それから2人でもんじゃ焼きを食べる。


「美味しい!」

「前回の時に食わんかったんか?」


悠真の質問に苦笑いをする。


「明日の午前中だけ待ってろや。昼から東京タワーに連れてったるから…。」

「うん…。」


悠真はクリエイターとしての仕事で東京に来てる。

私は悠真のオマケの子…。

惨めで情けない恋愛をしてる馬鹿な子供…。

その後は渋谷に出て悠真が私に服とバッグを買うてくれた。


/772ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ