この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
振り向けば…
第10章 映画にでも…



五月の連休…。

五月晴れの朝。

白のブラウスにカーキ色のロングのフレアスカートを履いて鏡の前に立つ。

夜はまだ寒いかな?

寒くなる前に拓也さんが送ってくれるかな?

決して夜遅くなる時間まで私を引っ張る人じゃない。

荷物になるだけだろうけどスカートの色に合わせた地味なカーディガンを念の為に持って行く。

悠真が迎えに来た。

レンタカーを悠真が借りたのだ。

拓也さんを迎えに行き、最後に悠真の彼女を迎えに行く予定になってる。

だから一番始めに乗るのは私。

後ろに乗ろうとすると悠真が


「先輩の家まで5分程度やから助手席に来いや。」


と言うて来る。


「いつから付き合い出したの?」

「先月やったかな?忘れたわ。」


悠真の彼女の事を聞くと悠真が嫌な顔をする。


「お前、その服…、変や。」


拓也さん好みの服が似合わないと悠真が言う。


「悪かったな…。」

「せっかく小さくて可愛いんやから、もうちょい可愛い系を着たらええやんけ?」


目立つ服装は嫌だと拓也さんが言うもん。

僅か5分なのに不機嫌な2人が居る。

拓也さんがマンションの前で待ってた。

拓也さんに合わせて私も後ろの席に移動する。


「お天気になって良かったね。」


爽やかな笑顔で笑ってくれる拓也さんにホッとする。


「拓也さん…、剣道の練習は大丈夫だったの?」

「連休は一応休みだよ。でも連休明けは週末もずっと練習だから、ごめんね。」


私に会えない日は必ずメールか電話をくれる人だから気にしない。

優しい拓也さんだけを見るように心掛ける。

悠真の彼女の家の近くに行くと悠真が彼女に電話をする。


/772ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ