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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第3章 ゴールデンウィーク。旅行二日目
 新堂はその声で責めの手を止めた。いつの間にか愛里がベンチの角に押し付けられ、首が窮屈そうに曲がっている。

 ちょっと急ぎ過ぎたな。

 心の中で性急な自分に苦く笑う。

 まったく、小学生のくせにこんな生意気な体をしてやがるからだ。こいつはまたとない、気持ちよさそうなセックスが出来そうじゃないか。

 真っ青な顔で苦しそうに腹を波打たせて息を吸っている愛里を見下ろす。

 胸は小さな膨らみしかないというのに、仰向けに寝てもその形を崩していない。張りと弾力が丸い形をしっかりと保持している。少女の体は柔らかいが、表面がまだ未熟で固い。そのおかげもあるのかもしれない。

 肌色から大人の色へと変色をはじめたばかりの乳首は、小粒ながら固く尖っている。
 臍は小さく腰のくびれはまだ少ない。

 陰毛は新堂の唾液と愛里自身の潤いによってしっとりと湿っている。新堂の責めから解放された途端、割れ目はまたぴったりと閉ざされてしまった。まるで責めを受けていたことが嘘のように、綺麗な一筋の線に戻ってしまった。

 だが体はちゃんと責めに反応していた。その証拠に割れ目の周辺はびっしょりと粘液で濡れている。

「助けて…怖いことしないで…」

 愛里は肩を震わせ顔を覆い隠し、とめどなく涙を流しながら懇願していた。

 愛里の肩を抱くように腕を回し、体を起こさせる。

「もう…やだぁ…」

 力なくもがく小さな体を押さえつけ、強引に唇を重ねた。

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