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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第11章 優しい瞳


粘着質な水音と
荒い息遣いだけが響く

バレてはいけない危険な空間

俺はそんな雰囲気に飲まれ
射精感を我慢出来なくなる。

『レイナ…もうイきそう』

『…口に…出して』

彼女の言葉に俺は自身を引き抜いて
口元に持っていった。

口の中に吐き出された精液
彼女は俺自身を綺麗に舐め上げ

口を離すとごくんと飲んだ。

『…大丈夫か?』

彼女の頭を撫でながら
荒い息を整えた。

『平気…ツカサのやから』

彼女は照れながら言った。

『ありがとう』


そう言って優しい瞳で彼女の目を見つめた。

俺達は制服を直して
手を繋いで教室に戻る。

午後の授業は満足感で寝てしまっていた。
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