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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第20章 Vibration
ケータイと財布をポケットに突っ込み
ふとベッド側の紙袋が目に入る。
……持ってこ
車のキーを掴み、家を出た。
車をレイナの家の駐車場に入れ
紙袋を手に家に向かった。
インターホンを押すと
『開いてるよー』
と言った。オートロックでも
鍵は閉めた方がいいんじゃないの?
そんな事を思いながら彼女の家に入る。
『レイナー来たでー』
玄関で鍵を閉め靴を脱ぐ。
『いらっしゃーい!』
エプロンを付けたレイナが走ってくる。
『…裸エプロンが良かったな』
そう言うと膨れながら俺を見た。
『どしたの?眉のとこ』
あぁ忘れてた。
『ピアス入れてん。カッコよくない?』
『カッコイイ!今の髪型も似合う!』