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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第34章 Look at me
仕事終わりカオル君と飲みに出ていた。
静かなBARで男2人。
『俺今彼女がキャバやねん』
酔いが回ったのか突然そんな事を
言い始めたカオル君
『へぇ?そうなんスね』
『なんか不安でさぁ辞めさせたいねん』
『不安?』
『だってさぁ男に媚び売る仕事やん?』
凄い偏見。
間違ってないのかも知れないけど。
『彼女だって割り切ってるでしょ』
『俺はアイツの1番なんかな』
『どうやって知り合ったんスか?』
『店行って席に着いたのが彼女』
『…あー…ね』
『どう伝えたら辞めてくれるんやろ』
『…キャバ始めた理由にも
よるんじゃないスかね?』
『キラキラした世界を
見てみたかった言うてた』