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魔法使いで紳士なヴァンパイア
第37章 純粋な勘違い


なんだか少しショックを受けた俺

『だからミオとツカサさんが別れれば
両想いの2人がくっつけるんです!』

何それ俺が邪魔者やんけ。
て言うかミキはつまりお節介なんやな
いつの世代でもそんなもんおるのね。

『…ほなとりあえずミオ呼ぶか?』

そう言って彼女に電話をして呼び出した。

別に心変わりが嫌な訳じゃないけど
第三者に言われた事が気に入らない。

自分の手を汚したくないのはわかるけど
ちょっとズルいやん…。

ミオが到着するまでの間
ミオと市井君の仲の良さを延々と
説明されていた。

同じ委員で一緒に仕事して
お昼もグループで一緒に食べている。

2人はバイト先も同じだそうだ。
将来も彼は医師を目指していて未来は安泰。
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