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幼なじみふたりがJCになったその夏
第1章 エッチアタック
ミユ、トモとは、付き合いが長い。
二人がまだ幼女、4歳のころ、知り合った。

僕の自宅(一戸建ての2階建て)の向かいに、マンションがある。5階建ての中層マンションで、その中途半端な高さのため建物が道の間近に建ち、自宅は圧迫感に覆われていた。
そんなおり、春3月、二人は転居してきた。
ミユは3階、トモは4階だった。

その夏、二人は、マンション前の道端で、道にチョークで絵をかいて遊んでいた。
道は車の通りが激しく、再三危ない様子。
2階の部屋は道に面しているので、二人が遊んでいる様子は手に取るように見えていた。
やがて、少し傍観していた小4の僕は、やはり危ない注意しようと思い立ち、外に出て二人に声をかけた。
「きみたち、車、危ないよ」
二人は、すごく驚いた顔をした。それもそのはず、二人はこの日だけでなく以前も、道でこのような危ない感じでずっと遊んでいたのに、道行く人は誰一人注意をしない人情の薄い状態だったからだ。
「きみたち、僕の家そこだけど、来る?ゲームあるよ」
提案すると、幼い二人はうなずいた。

その夏休みは、ほぼ毎日、午前10時から夜の9時ころまで、僕と二人は一緒に遊んだ。なぜそんな遅くまでかと言うと、二人の家庭はそれぞれ両親共働きでしかもそれぞれひとりっこで、帰宅がその時刻だったからだ。
僕の家庭も両親共働きで、しかもひとりっこで、やはり帰宅時刻が9時過ぎという二人と同じ環境だった。
やがて僕の両親と、二人の両親たちは親しくなり、二人が僕の自宅で過ごすことは互いの親公認になった。


こうして、僕と二人は、遊び友だちになった。
やがて二人は、幼稚園児になり、小学生になっていったが、二人の女子はとても幼い感じで、幼女時代とほとんど変わらないふんいきのままだった。
いっぽう僕は、中学生になり、高校生になり、身長がぐんぐん伸びて、気がつくと二人との身長差が30センチ以上に開いていた。
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