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第1章 友泉（ゆうみ）とたっくん

｢痛いよ。」
｢ふざけるなクソチンピラ!!オドレ!!よくもぼくの大好きなかあさんを犯そうとしたな!!」

（ガツーン!!ガツーン!!）

ぼくは、むちゃくちゃになっていたのでスキンヘッドの男の頭をジュラルミンケースで殴りつけたあと、足で男をボコボコになるまでけとばしまくっていたのでありました。

「すみませんでした。許してください。」
「ふざけるな!!死ねやクソチンピラ!!｣

かあさんは、めちゃくちゃになっているぼくに『たっくんもうやめて…』と泣きながら叫んでいました。

この時、雷が鳴りまして雨が降りそうな状態になっていました。

「思い知ったか!!クソチンピラ!!死ねや!!死ねや虫ケラ以下!!」
「たっくん!!かあさんは大丈夫よ…かあさんは大丈夫だからもうやめて!!」

このあと、男はヨレヨレの状態で立ちあがったのでありましたが、ぼくは男の背中にとどめの一撃を喰らわせて撃退しました。

男は、反撃することなくヨレヨレの状態で『ママ…ママ…』と女々しい声で泣きながら公園から逃げ出して行きました。

（ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!ドザー!!ドザー!!）

このあと、雷を伴った非常に激しい雨が降り出したのでありました。