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第1章 友泉（ゆうみ）とたっくん

（ウーウーウーウーウー!!）

そしてぼくは、救急車で近見にあります県病院に運ばれたのでありました。

県病院の救急搬送口にて…

（カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ…）

心肺停止の状態におちいっているぼくは、ストレッチャーの上に載せられていました。

ぼくの口には、酸素マスクが取り付けられていてものすごく痛々しい姿になっていました。

心拍数も血圧も…

異常な数値になっていたので、もしかしたらこのまま死んでしまうかもしれない…

ぼくは…

このまま死ぬのかな…

イヤだ…

このまま死ぬのはホンマにイヤだ…

かあさん…

かあさん助けて…

かあさん助けて…