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友泉(ゆうみ)とたっくん
第1章 友泉(ゆうみ)とたっくん
かあさんは、ぼくが寝ているベッドに入りました。

病室の入り口のドアノブには絶対安静の札が下げられていて、ドアの鍵がかかっていました。

かあさんは、ぼくの胸で甘えていました。

「たっくん…好きよ…友泉…たっくんのことが…好きよ…」

かあさんは、安心した表情でぼくの胸の中で甘えていました。
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