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第22章 泥棒猫は・・・・

宮本side



俺ね・・・。


相田さんの事は尊敬してるよ。


大好きだし・・・憧れてる。


でもさ、・・・・。



こういう問題、・・・女に投げちゃダメでしょ。


泣いてるもーさん・・・・。


俺はもーさんの涙拭いてやっても良いのかな？？？


ヒックヒック・・・子供みたいに泣きながら俺の少し後を歩いて・・・・。


下を向いてる。




相田さん・・・。



先ずは・・・。



奥さんと、・・・奥さんの為にも・・・ちゃんと離婚をするべきだ。


この関係を俺は肯定も否定もしない。


でもね・・・。


自分の奥さんをちゃんとできない人が・・・・。



他所の女の人・・・。



楽しませる事なんて出来るのかな？



「・・・・もーさん・・・(笑)」



脚を止め空いてる方の手でもーさんの頬を撫でた。



もーさんは下を向いたまま自分の手でも涙を拭きながら・・・・。



「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・。」



もーさん・・・・。



自分の奥さんをちゃんと出来ない人にってね・・・・。



ごめん。



君の旦那様にも言える事だよ・・・・。