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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第28章 取ったら・・・取られる。





宮本side


・・・・・・。


もーさんから、あの後直ぐにライン・・・。


『頭痛いから一人で帰りたい』


・・・・・・。


いや、・・・何かあったよね???


そう思って、表参道迄車を走らせた。


会社近くの病院に行きそこから帰るとしたらあの辺に居るはず・・・・。


病院が入る建物の直ぐ脇の道を運転しながら歩道を見ると・・・・。


植え込みにチョコンと一人腰掛けるもーさんの後姿が見えた。


・・・・・・・。


俺は直ぐに車を止め・・・・。


車から降りてもーさんに近づいた。


・・・・・・・。


後ろからもーさんを見ていたら・・・もーさんの前を通り行く人は、皆もーさんを二度見。


・・・・・・。


その肩は震え・・・下を向いていた。


・・・・・・。


もーさん・・・。



後ろからもーさんに近づいて・・・自分がまいていたストールをもーさんの首に巻き・・・。


ビクッとするもーさんを後ろから抱きしめた。


「もーさん・・・体調悪化する・・・」


冷たくなった手を後ろから包み込むと・・・。


もーさんは更に体を震わせ・・・・。


「ん・・・ッ・・宮く・・ン・・ッ・・・・」


って・・・。


肩を一気に大きく震わせ・・・。



俺の胸に顔を付けてきた。






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