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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第30章 全ての終わり




香菜side


相田君は・・・。


その日も帰らなかった。


ラインを私からする事もないし相田君から来る事も・・・ない。




孝ちゃんからも何もなく・・・。


私はただ一言。


『離婚しよう』


とだけ送ったの。


でもね・・・。


既読にもならない私のライン。


電話をする勇気もない。



私は・・・。


今の自分が何をしたいのかさえ・・・分からなくなっていた。







でもこのマンションで宮君と二人でいることも何かがおかしいと・・・そう感じてしまう。



20時過ぎ・・・・。


まだ頭がボ~―っとしている中寝室でバックに荷物を入れ・・・着替えをした。


明日は普通に仕事だし。


一回・・・。


千葉に帰ろう。


あの家に帰るのも嫌だけど、実家に帰って迷惑を掛けるのも申し訳ない。



バックを持ってリビングに行くと・・・・。


キッチンでアイコスを吸う宮君がこっちを振り返り・・・。


「・・・・千葉に行くの???(笑)・・・・」


・・・・・・・。


バックをギュッと持ったまま、一回頷いた。



宮君はアイコスを置いてゆっくり私に近づいて・・・。



「一人で居るの????」


・・・・・・・。







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