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第30章 全ての終わり

相田君は・・・ずっと私が好きだったって・・・そう言ったけど。


多分違うと思う。





会社のビルを出て駅までの道のりを歩いた・・・。


大きな交差点・・・横断歩道で立ち止まり携帯を見ると・・・・。


『香菜ちゃん何か誤解してるよ』


『俺は離婚はしないから』


・・・・・・・。


孝ちゃんから・・・・。


なんかずっしり肩にのしかかるこのライン。



何が誤解よ。



てっか～・・・もう良くない？？？？


もう何カ月も会ってないのよ？？？


声だって今日久々聞いたのに・・・夫婦とは言えないでしょ？？？？



なのに誤解って・・・・。



そっちが何か誤解してるんじゃないの？？？



頭の中で色々駆け巡った・・・・・。



今までの・・・・。



愚痴。