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第30章 全ての終わり

香菜side



そう・・・だよね。


相田君は・・・この事を真剣に考えるきっかけにはなったとは思う。


でも相田君が居たから・・・とか・・・そう言うんじゃなく・・・・。


「相田君が居なくても・・・離婚した方が良いって・・・思う・・・(笑)」


相田君とも終わりにした方が良いってそう思うから。


全てをリセットして私はお金を貯めるの！！！


「ねぇ、・・・私のくだらない野望・・・言ってもいい？？？？(笑)」


私がそう言って少し顔を前に出すと・・・宮君はニカッと笑って・・・・。


「くだらないの～？？？？(笑)・・・俺くだらないことに便乗するの好きだよ？？？？」


(笑)(笑)



「私ね・・・頑張って頑張って～・・・いっぱいお金をためて・・・。」


くだらないって思う・・・(笑)



「海が見える場所に引っ越してね・・・老後は～・・・海を見ながら毎日暮らしたい・・・(笑)」



大きな夕陽を見て・・・その日を終え・・・大きな太陽の下で洗濯物を干し・・・天気が良い日は外でお茶を啜って・・・。



毎日海を見て暮らすの・・・。



波の音が聞こえる場所が良い・・・。



どう？？？



このくだらない・・・。



私の野望・・・(笑)