パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第33章 君の隣に居たい

相田君は・・・。


奥様と離婚しても・・・野島さんと楽しくやるんだろう。


・・・・・・・。


バンッ！！とスーツケースのふたを閉め・・・・。



階段を引きづって1階に下ろした。



・・・・・・。



マメに会いに行こうかな・・・・・。



いつもさみしい思いをさせていたマメ・・・・。



今一人になってその寂しさを実感したの。



マメ・・・・・。



「・・・・ごめんね・・・・・。」



床にベタッと座り込み・・・熱くなった胸を抑え・・・リビングに飾られてる結婚式の写真を眺めた。


・・・・・・・・。


2人で・・・。


ニッコリ笑った写真。



あんなに幸せそうに笑っていたのにね・・・・。






こんなに簡単に終わるとはね・・・・。



・・・・・・・・ッ


抑えられない・・・悔しい気持ちと・・・・・。


情けない自分への・・怒り。


私も悪かった・・・。




ここまで・・・気付かなかった・・・・愚かな私。




ギュッと携帯を握り・・・・。




結婚式の写真目掛けて・・・・。




思わず・・・。



携帯を投げてしまった。