この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
悪賢さで生きていくんだ異世界を
第4章 シャル、学校に行く準備をする。
明日と言ったが、昼から暇になったので、トレーニングのランニングを兼ねて、冒険者ギルドへ。

ギルドで話を聞いたら、森とダンジョンらしい。

「魔物や魔獣には気をつけて下さい。」と釘を刺された。

(このクエスト、俺一人で大丈夫なのかな?)

不安だけしかないが、お金を使った分、働かないとな。

当然、母には内緒だな。

「山に行く」とでも、言っておこうか。

通りを城方向に歩いていると、武器屋に防具屋、薬屋が並んでいた。

武器や防具は買えないので、薬屋に入ってみる。

HPポーション(赤色液体)銀貨3枚、MPポーション(青色液体)銀貨5枚、解毒ポーション(紫色)銀貨7枚などが並んでいた。

全て試験管に入っていた。

1銅貨も持っていないので買える訳でもないのだが、今後の参考までに見ておきたかった。

薬屋を出て、横路地を歩く。

薬屋の勝手口がある。そこから中を覗くと、お姉さんが薬を作っていた。

見たことのない色をしている薬。ピンク色の液体だった。

あれは何に効く薬なのだろう?

好奇心に連れられて、忍び足で中に入っていく。

いろんな薬草が並んでいた。

解りやすい。本で見たのと、実物を見るのではやはり違う。

あのまま、森に行っても薬草でない草を取っていたかもしれない。

そして、机の上に「秘伝の書」と書かれた紙の束が置いてある。

そーっと、開いてみた。

HPポーションの作り方が書いてある。

とてもじゃないが、覚えられない。

紙とペンが置いてあるので、書こうとしたら、誰かが書いたであろう物が置いてあった。

正確に写してある物だったので、借りて行くことにした。

MPポーションの作り方も書いてあるし、LOVEポーション?の作り方も書いてある。

ラブポーションとは何?

解らないが、借りていくことにする。

家に帰って早速、書き写した。

道具がいるみたいだ。

また、薬屋に寄って、レシピを置いておく。

帰りに道具屋に寄って、道具を見たが、試験管だけでも銀貨1枚する。

すり器は金貨3枚もする。

これでは、薬は作れないと肩を落とすシャルだった。

買えそうなのは、コルク。試験管の蓋だ。10個で銀貨1枚。

それぐらいしか買えないな。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ