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セックスと愛とフレグランス
第4章 ラチッタデラ
お天道様が降り注ぐ昼日中にソープランドへ訪れるのは、「勢いで入店した」という言い訳ができず、まさしくその目的のためだけに訪れた、と思われても仕方がない。
元々そのつもりでここまできたのだから言い訳のしようがないのは確かなのだが、他人からイヤらしい妄想を掻き立てられるのは気分が悪い。
俯き加減で入店すると、智広の目の前にバーテンダー風の格好をした太めの男性が手もみをしながら現れた。
毛先を遊ばせたヘアスタイルをした店員の年齢は二十代後半といったところだろうか。
元々そのつもりでここまできたのだから言い訳のしようがないのは確かなのだが、他人からイヤらしい妄想を掻き立てられるのは気分が悪い。
俯き加減で入店すると、智広の目の前にバーテンダー風の格好をした太めの男性が手もみをしながら現れた。
毛先を遊ばせたヘアスタイルをした店員の年齢は二十代後半といったところだろうか。