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セックスと愛とフレグランス
第4章 ラチッタデラ
目線だけで店内を見渡す。
黒色を基調とした内装は落ち着いた雰囲気を漂わせ、正面にはホテルを思わせるカウンターが設置されていた。
その内側には坊主頭のスマートな中年男性がこちらを見ている。
なるほど、と思った。
高級店だった前店舗を居抜きの状態でオープンさせただけのことはある。
店員の品格は少々低いし料金も安めに設定されているが、高級感は前店舗を引き継いだようだ。
「女の子のご指名などはございますか?」太めの店員がカウンター上に掌を置いた。
黒色を基調とした内装は落ち着いた雰囲気を漂わせ、正面にはホテルを思わせるカウンターが設置されていた。
その内側には坊主頭のスマートな中年男性がこちらを見ている。
なるほど、と思った。
高級店だった前店舗を居抜きの状態でオープンさせただけのことはある。
店員の品格は少々低いし料金も安めに設定されているが、高級感は前店舗を引き継いだようだ。
「女の子のご指名などはございますか?」太めの店員がカウンター上に掌を置いた。