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セックスと愛とフレグランス
第7章 兄の彼女
「さっきの電話の相手です。高校時代の陸上部同期の佐目武晴。憶えてませんか?」
すると愛先輩は小首を傾げながら、サメ君ね、とつぶやいている。
数秒後、ひらめいたとばかりに人差し指を立てた。
「佐目君って、もしかしてあのシャークちゃんっ」
「そうです。シャークですシャーク。憶えていてくれて嬉しいです。あいつ、騒がしい奴なんですけど陸上部では成績が全く残せなかったんで意外と影が薄かったんですよね。だから愛先輩も憶えてないかなとちょっと心配しました。実際、一緒に部活をしたのは数か月でしたし」
すると愛先輩は小首を傾げながら、サメ君ね、とつぶやいている。
数秒後、ひらめいたとばかりに人差し指を立てた。
「佐目君って、もしかしてあのシャークちゃんっ」
「そうです。シャークですシャーク。憶えていてくれて嬉しいです。あいつ、騒がしい奴なんですけど陸上部では成績が全く残せなかったんで意外と影が薄かったんですよね。だから愛先輩も憶えてないかなとちょっと心配しました。実際、一緒に部活をしたのは数か月でしたし」