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セックスと愛とフレグランス
第11章 嫉妬
快感で顔を歪ませる愛先輩を見下ろした。

その表情を見るとさらに興奮が増幅していく。

股間の奥がじわじわと熱くなり、身体の中から何やら湧き上がってくるのがわかった。

イケる、と思った。

今まで味わったことのない感覚だった。

「愛先輩……イッちゃいそうです」

智広がつぶやくと、彼女は薄目を開けて「きて……あたしの中で出して」と懇願する。

その言葉を聞いた智広の全身の血液の流れが加速する。

体温もかなり上昇し、全身が真っ赤に上気しているはずだ。

愛先輩の両手が智広の首の後ろに回った。

その時、なぜだか彼女から愛されていると感じた。
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