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セックスと愛とフレグランス
第11章 嫉妬
「なんだよ、その仲間入りっていうのは――。それにお前、今どこで話してるんだ? そんな卑猥は単語を並べて周りの人間から引かれてないか?」
「大丈夫、大丈夫。トイレの個室にいるから」
どこのトイレの個室かは不明だが、もしトイレ内に人がいるようなことがあったら間違いなく不審人物がいる、と通報されかねないだろう。
それで、と佐目がいった。「お前の相手をした女の子ってどんな子だった? 慢性EDのお前を治したんだから、どんでもなくいい女だったんだろうな」
まあな、とじれったく返すと、「くーっ」という佐目に悔しそうなため息が耳に飛び込んでくる。
「大丈夫、大丈夫。トイレの個室にいるから」
どこのトイレの個室かは不明だが、もしトイレ内に人がいるようなことがあったら間違いなく不審人物がいる、と通報されかねないだろう。
それで、と佐目がいった。「お前の相手をした女の子ってどんな子だった? 慢性EDのお前を治したんだから、どんでもなくいい女だったんだろうな」
まあな、とじれったく返すと、「くーっ」という佐目に悔しそうなため息が耳に飛び込んでくる。