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セイドレイ【完結】
第2章 いつもの夜
この家の男たちが、亜美のどこかしこに射精するたびにカレンダーに書き込まれる「正」の文字。
今日は、先ほど慎二が膣内射精をするより以前に、亜美は何者かの射精を一発受け止めていた、ということになる。
これの意味するところ──。
つまり亜美は慎二だけでなく、武田クリニックの院長であり、また慎二の父親である雅彦にも同様に、そのカラダを弄ばれていたのだ。
交通事故で両親を亡くし、この屋敷に踏み入れたあの日──。
あの一夜にして、亜美の人生のすべてが変わってしまった。
「…あ、いけないいけない、大事なこと忘れてたよ」
そう言いながら、慎二は再び亜美に近寄っていく。
そして当たり前かのように、露出したままの肉棒を亜美の口もとへ差し出した。
亜美はもう、抵抗する素振りを一切見せなかった。
「綺麗にして」
「はい…ご主人様…──」
亜美は、自身の愛液に塗れ萎えしぼんだ肉棒を口に含み、舌を器用に使った"お掃除フェラ" で奉仕をする。
陰茎の表面を丹念に舐め清め、さらに口をすぼめて尿道に残ったザーメンまでをも一滴残らず「チュウチュウ」と吸い出す。
すると、今さっき果てたばかりだというのに、慎二の肉棒が再び口内で膨張を始めた。
(うそ……イヤ……──)
「あぁぁ…なんかまた興奮してきちゃった……、よっっ!!」
慎二は亜美の頭部を掴み、勢いをつけて喉奥に肉棒突っ込んだ。
奉仕の次は容赦ないイラマチオ、というわけだ。
「ぐふぅぅっ…!!げほっ…!がっ!がはぁっっ…!!!!」
喉奥をえぐる肉棒に気道を塞がれた亜美。
そのあまりの苦痛に顔を歪ませ、猛烈にせり上がってくる吐き気に必死で耐えていた。
そんなことはお構いなしとばかりに、慎二の腰の振りはより一層大胆になっていく──。
「あぁぁっ…!亜美の喉マンコっ…気持ちいぃぉ……っ!おっ!?ま、またイッちゃうっ…、イッチャウイッチャウイッちゃうぅぅぅうう!!ん!んんっ!!んんぅぅううっ!!!!」
「んんんぅっっ!!んんっ…がほっ!ごほぉっっっ!!」
先ほど射精したばかりとは思えない脅威の回復力で、大量の生臭いザーメンがいま一度、亜美の喉の奥底へと注がれる。