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我が運命は君の手にあり
第5章 第五章
四月を境に染井流は遼を家元と定め、新体制で挑んでいた。継承するにあたっての一連の行事を済ませてからふた月、せわしなく動いていたスタッフ達も、既に普段のペースに戻っていた。

「お先に失礼します」
「お疲れ様。あ、冴子さん、雨が降ってきたみたいだけど傘持ってきた?」
「いいえ、でも小雨なので駅まで急げばなんとか」
「そう?風邪引かないようにね」

事務局で会計を取り仕切っている守沢直美は、愛想よくそう言ってブラインドを下ろした。

「ありがとうございます」

冴子が触れるより先にドアが開き、遼が入ってきた。

「あら、お家元、お疲れ様です、ずいぶん早かったですね」

長年の勤めですっかり古株となっている守沢は、剛介のあとを継いだ遼に、これまでと変わらない態度で接していた。

「お疲れ様です」

冴子は一歩下がって頭を下げた。

「あぁ、間に合ってよかった、もうみんな帰ったと思ったよ。直美さん、これ、先方から頂いたんだ、明日のおやつにどうぞ」

「あらあら、万徳庵のお饅頭じゃないの。ラッキー、ありがとうございます。ふふっ、これ大好物なんですよ、明日が楽しみ、ご馳走さまです」


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