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第14章 一人の夜に…。

美緒を1泊で貸し出した…。


ああっ
今頃
俺の嫁
美緒は…美緒は…
美緒はどんな風にあの
鬼畜男のクロガネに
汚されているのか？

今日の昼前に
急行列車のトイレから
美緒の喘ぐ声をクロガネに
電話で聞かせてもらってから
いっこうに連絡がない…


ああぁぁぁぁぁ美緒ぉ！


俺を忘れてしまうほど
クロガネに
汚される快感を感じているのかい？




倉本孝は
職場から自宅に帰ったあとも
何も手がつかないほど
美緒に思いを馳せていた…。