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嫁の貸し出し始めました
第16章 月あかり…。
びっくりしたぜ…まったく………。


俺は
この肉便器を甘く見すぎてた………。


俺はネトリ、ネトラレなんて
クソ野郎どもが
本能だけでやっちゃうものだと思っていた

俺自身が
そんなクソ野郎共たちの息子だったからな…


だけど
この肉便器は
自分の快楽のためだけに
ネトラレてるんじゃなかったんだ………。


あーあ………
なんか興ざめた………
あーーぁ………………
もうどうでもいいや!



俺は
今回のタカさんの
【嫁の貸し出し始めました】のブログを
ケダモノの
クソ野郎のブログって思い
こんなバカげたブログをぶち壊そうと思っていた。


だけど
この肉便器の覚悟聞いたら
こいつら夫婦だけは
放置してやろうった気持ちになったよ…。


俺は
スマホの動画を切って
肉便器、いや美緒さんに声をかけた。

『大丈夫だった?怖かったよねー。酷いことしたよね…』と

すると美緒さんが俺に
『いいえ。私は肉便器ですから…。明日の夕方まではクロガネ様の思うがままの肉便器ですから…』と
まるで
母性がほとばしるような
暖かで心地よい微笑みを
投げかけてくれた………。


やべぇ…!
焦っちまう…。
俺、美緒さんにマシ惚れしそうだ。
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