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第9章 私の未来

納得する……
でも、結婚してくれる事が不思議だった。

『でも、さっきの夫婦とは違うと
思いました。その時だけって
言うのはちょっと』
　
『それは、同じ意見だ。僕は人間とは
見てないからな』

その言葉が嬉しいと思うのは
異常なのだろうか。


次の日現れた夫婦には
びっくりした……

『お姉さん……？』

『あら、どうしたの？びっくりして』

『びっくりしました』


『ちゃんと紹介してなかったわね。
私の家畜よ。昼間は私に貢ぐ為に
働いて、夜は家畜の扱いされてね。
挨拶しなさい』

『家畜のまさです』

『予定では、ももの教育係だよ。
わかる？家畜以下にするのが
僕の気持ちだよ。ももの気持ちも
一応、聞くけどね。ももはこの
タイプだと思うから』


家畜以下……
この響きに興奮している私がいた。
何もかも見透かされている気がした