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第9章 私の未来

お姉さんの椅子にさせられている
まささん……
何もないようにいつも通りの
二人の関係なんだろうけど、
私には少し羨ましく思った。

何も言われてないのに
椅子のようになって
お姉さんも何も言わないのに座ってて
凄い事だなぁと感心してしまった。

『もも、どうかした？』

『感心しました。何も言われてなくても
椅子になって自然過ぎて凄いです』


『私達はもう何年もこうしてるから。
文句言われないようになるまで1年ぐらい
かしら』

『まさは私のしたいこと、だいたい
わかるわ。朝の支度の準備の順番とか
私の役に少しでもたちたいって
努力してるもの。ももにはできるかしら？』


『私もそんな風になりたいです』