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第10章 躾

もう、私じゃない姿だった。
結婚前は少しは綺麗に
していたつもりだし、
美人ではないけれど、
こんなに醜い姿なんて……

髪もザクザクに切られたんだった。

『お前は、自分で風俗で働き
ご主人様を作り調教され喜んでた
どうしようもない変態だな。結婚式でも
あんなに惨めに見せ物にされても
感じていたな。普通の女性は泣いて
しまうだろ。これからは沢山の人の
性処理に使えるように躾てやる。
価値ないものを少しでも利用できる
ようにしてやる。ありがたいだろ』

『宜しくお願いします』

私は何を言われているのか、
興奮でわからなくなっていた。
こんな状況なのに
自分のアソコの匂いがする。

しばらくして、他人の性処理になると
言うことを理解した。