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第6章 奴隷もも誕生

エレベーターに乗って、部屋の前に。
緊張する。
本当にいいの？心に問いかけてみたり。

インターホンを鳴らした。

『よく、来たね。どうぞ』

『お邪魔します』


『緊張してる顔してるよ。ソファーに
座って待ってて』

『コーヒー飲んで落ちついてね』

『ありがとうございます』


『今日は彼氏は？』

『仕事です。夜食事に行く約束
してます……』

『奴隷になったら、彼氏と居ても
僕の命令は聞いてもらうよ』

『彼といるときも？』


『できないような命令はしないけど、
奴隷だと忘れないようにね』


『はい』

『こっちにおいで』

寝室に案内された。
『夫婦の寝室に入るのは緊張しますね』