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2番目の女
第2章 第2章 彼女は突然現れた
[今日行くつもりだったけど、彼女今日も会えるみたいだったからキャンセル。]
................,。
ガッカリした。
しかも絵文字も顔文字もスタンプすらなく、そっけない文章。
携帯を手にし、画面から目を離さない私に、真美が話しかけた。
「その様子だと、今日は来ないみたいだね。」
私は黙ったまま、コクリとうなずいた。
私の反応とは逆に真美は嬉しそうだった。
「あ〜よかった!このままその及川去ってくんないかな。このままじゃくみがよろしくないわあ。」
「、、、、、。」