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舞い降りた天使
第8章 失望

さっちゃんと会ってから
もう一週間以上が経った

あれから真穂は
俺の部屋に来ていない

たまにメールはするが
お互いの仕事が噛み合わず
一緒にランチをする時間すらとれていないんだ

楽しみにしてた火曜も俺が残業

俺は
会社で真穂に触れるチャンスも作れず
猛烈にストレスを抱えたまま
金曜日を迎えていた


ブブー…

仕事中
そんな俺に
一通のメールが届いた

あ、真穂からだ

俺は後ろを振り向くことなく
真穂からのメールを開いた

『仕事、忙しい?』

どうしたんだろ…

『忙しくないよ。
どうしたの?』

『ちょっとだけでいいから
二人で話したいことあるの』

二人で?

真穂らしくない珍しい誘いに
俺は妙な胸騒ぎがしていた

『いいよ、何時でも。
真穂の都合に合わせる』

『じゃあお昼休憩の時
前に行った天ぷら屋さんで』

天ぷら屋?

わざわざ個室を指定するってことは
もしかして
深刻な話かも知れない…
そう思った俺は

『OK。
天ぷら屋、俺の名前で予約しとくね』

そうメールをして
両手上げてピースサインをした

真穂がそれを見て
少しでもクスクスと笑って
元気出してくれたらいいんだけど
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