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舞い降りた天使
第13章 暗闇

それから駿太は
俺の部屋で飯を食い
俺が風呂に入ってる間
ずっとゲームをしていた


駿太を見ていると
俺は
さっちゃんを思い出す

どっちも
忙しい母親で
寂しいだろう

さっちゃんはまだいい

幼くて女の子で
素直に寂しいと言えるはずだ

でも駿太は…


「貸せよ下手だなー」

俺は
駿太からコントローラーを奪い取った

「なんだよタクニイ
めっちゃいいとこだったのにーーー」

「いくねーよ全然。
もう負けそうだったじゃん」

「そんなことねーって
マジやらして!
ねぇ!あっ!あーーーー
負けたじゃーん、もぉーーー」

「あはは」

「あははじゃねーよ」

「なぁ駿太」

「なんだよ」

「泊まるか?」

「え?」


「泊まってくか?
姉ちゃんどうせ夜勤だろ?」


「明日学校だし」


「朝送ってやるよ」


「え?マジ?!
学校まで?」


「いや、家まで」


「なんだよくそー」


「じゃ、やめるか?」


「いや」


「え?」


「泊まる」


「おう」


「なんか」


「ん?」


「タクニイが寂しそうだから
泊まってやるよ」


…ありがとな
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