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舞い降りた天使
第15章 真実


その言葉を
聞きたかったんだ

俺はすぐに真穂を抱き寄せ
断りもなく
真穂の唇に唇を重ねた


「……っん…ん…」


それは
半年ぶりのキス

溶けてしまいそうなほど
舌を絡ませ合い
抱きしめ合い
俺達は会えなかった半年を
取り戻すかのように
求め合った

相変わらず
真穂は
すぐに息を上げ
キスの途中で俺の背中を叩く

その度に俺は唇を離して
目を潤ませている真穂の
髪や頬に頬ずりをした

好きだよ

愛おしくて
たまらない

真穂の
全てが欲しい

久しぶりに抱きしめる真穂は
少し、痩せていて
あまり化粧をしていない顔があどけない

それなのに
キスに溺れる大人の真穂が
俺の理性を吹き飛ばした

「真穂…」

名前を呼びながら
真穂をゆっくりとベットに押し倒し
耳元を唇でくすぐると
真穂は突然焦り始めた

もしかして
今日はダメな日なのかも…


「ダメ?」

「ダメじゃなくて
汗、かいてるの…だから」

「俺は気にしないけど」


そう言うと
真穂は
ちょっと困った顔をする

俺の好きな顔だ

もっといじめたくなる


「いいよ、俺も
シャワーしたかった」

昨日からずっと外にいて
俺も汗を流したかったんだ

真穂は『俺も』という言葉に
目を丸くしたけど
俺は気付かない振りをして
着ていたTシャツを脱ぎ捨てた

「あ、じゃあ、巧くん先に」

「クスッ、そんな時間ないから」

「でも、あっ」

真穂の手を引いて
少し強引にバスルームまで連れて行き
先にズボンを脱いで
真穂のボタンに手をかけると
相変わらず真穂は
俺の肌から視線をそらした

相変わらずの反応に
もっと真穂を困らせたくなって
俺がパンツも脱ぎ捨てると
真穂は
俺のソレが視界に入らないように
俺の顔しか見なくなった

「クスッ、ヤバいな」

「……な、なに?」

「可愛いくて仕方ない」
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