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第22章 恋愛

side 真穂


何度も何度も
内腿を舐められ
肝心なところをはぐらかす

巧くんが
やっと私の弱い場所に触れた時
私はもう
どうにかなりそうになっていた

いつの間にか
足は大きく開かされ
恥ずかしいポーズのまま

私はその刺激に
恥骨を上げて反応していた

恥ずかしい…
恥ずかしいけど
もっとされたい

もっとして欲しくて
ジンジンする

クリトリスだけじゃない
今きっと
巧くんに見られている
そこに
指でもいいから入れて欲しい

「あぁっ」

その時
巧くんの舌が
クリトリスを舐め上げた

ビクつく身体

もっと感じたくて
浮いてしまう腰

巧くんは
わざとなのか
優しくチロチロと
舌先でクリトリスを転がすだけで
私を焦らす

もっとして

いきたいの

それだけでももう
いきそうなの

あっ…

その時
愛液が流れ落ちるのが分かった

こんなに濡れたのは
初めてかもしれない

ねぇ
もっと
もっとして

堪えきれず
巧くんの髪に手を伸ばすと
巧くんは
しゃぶりつくように
私を攻めはじめた

あぁ…気持ちいい
もうダメ
すぐにいっちゃう
あぁ…いく…いっちゃう
いく、いく…

「んんっ！…ぁぁ……っあ…」

何、これ…
すごく気持ちいい…

脚を広げたままいったのは
はじめて

私は
そのあまりにも深い絶頂に
驚いていた

ほんとに
おかしくなりそう

「ぁぁ…」

その深い余韻に浸っていると

巧くんは
私の願い通リ
私の中へ
ゆっくりと指を入れてくれた