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第4章 学年一可愛い女ってっ？？？

高校に入学し・・・2カ月が経った・・・。


俺は日々・・・部活と・・・紬ちゃんの両天秤(笑)


琴美と会う時間は、部活が忙しいと言い訳をし・・・意外と相性が良かった紬ちゃんを・・・取った・・・・。


大輝はまだそれに気付いていない。


でも・・・。


今日その順番がまた変わる出来事が起きる・・・・。




授業を終えその日も大輝と一緒に部活に向かう。


「あーーーあ、・・・今日掃除当番じゃない？？俺等ぁ～・・・」


大輝がダルそうに言った・・・。


プールの掃除・・・。


それは1年の仕事。


部活が終わった後・・・4人一組で週1で回ってくる掃除当番。


「あ、・・・今日かぁー・・・・。」


やっば・・・。


今日久々琴美と会う約束してたんだよなぁ・・・。


まぁいっか！！！




室内プール上に繋がる渡り廊下の方に向かって歩いていると・・・・。




「絶対ダメ？？？ちょっとお試しで付き合うのもダメ？？？」


・・・・・・。


そんな・・・頼み込むような男の声が・・・(笑)


渡り廊下の陰から聞こえてきた・・・。


俺と大輝は顔を見合わせ、・・・ニヤッと笑ってちょっと足を止め階段脇に隠れて耳を傾ける。


すると・・・。



「ごめんなさい・・、先輩の事知らないし・・あの・・そういうのは・・・。」


結構可愛い声じゃん(笑)


先輩・・・って事は２．３年？？？