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愛のムチ
第6章 弱小女子部から



 「そうそう。ユウがめちゃくちゃ興奮してさ、亜美よりも先に……」
 「きゃぃっ!!……やん!だめっ」


 突然ユウが甘い悲鳴を上げる。

 どうしたんだろう?


 「かわいいね。これだからユウは……なあ和馬、俺ももう我慢できねえんだけど」


 ユウとペアの富樫先輩の声がする。


 「……わかった。もうちょっと亜美を休ませてやりたかったけど」


 和馬先輩はあたしの身体を抱き上げながら


 「これから耐久練習をはじめる!2時間で何回射精して何回イカせられるか。準備はいいか?」


 部員たちに指示するように声を張り上げる。


 へ?どーいうこと??


 見上げたあたしに優しい眼差しをくれた先輩。

 眼差しとは裏腹に口角が意地悪く持ち上がる。


 「負けたい?」


 そんなふうに聞かれたら


 「絶対負けたくない!」


 そう答えるしかなくて。


 「いい答えだ」

 「あんんっ!」


 あたしをコートにそっと下ろすと脚を持ち上げた先輩は、ズンという衝撃とともにあたしのナカに侵入してきて、それを合図に耐久練習が開始された。

  

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