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ドSなお姉さんは嫌いですか?
第2章 感知


チリンー

入口が開く音とともに古谷が出勤してきた。


私に気付いた古谷は笑顔でおはようございます。と言った。
私もそれに返事をした。


古谷は店のシンプルなエプロンに着替え私の元に来た。

「今何してるんですか?」

「今ね、ポップを書いてる所だよ。」

「そうなんですね。…俺は何しようかな…。品出しとかありますか?」
店内を見渡しながら言った。


「そうだ。この前言ってた本のポップ書いてみる?店員オススメで。」


古谷は嬉しそうに、書きたいです。と言った。
古谷に座らせ、私は隣で簡単に書き方を教えて後は好きなように書くといいと伝えた所で、お客さんに呼ばれたので対応に向かった。


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