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女子大生亜美、秘密の羞恥研修
第3章 サロン五十嵐
「今日のゲストは亜美ちゃんも顔を見ればわかる人だけど、そのことに触れちゃだめよ」
「はい」
どんな有名人がゲストなのか気になりながら、亜美が緊張した面持ちで頷く。
「さ、もうすぐゲストが来るから」
黒いエナメルのボンデージコスチュームに黒いピンヒールの麗が颯爽とサロンの入り口に向かう。
170センチにピンヒールで美しく歩く麗を見て、亜美は「外人モデルみたい」と思いながら、もう顔を少し赤くして麗の後ろをついていく。
ふたりが並んで待っていると、エレベーターの到着音がした。
亜美の緊張がさらに高まる。
「こんにちは・・・麗さんに会いたくて、また来ちゃったよ」
部屋に入ってきた中年男性を見て亜美は「あっ!」と声をあげそうになったが、なんとか我慢した。
情報番組にコメンテーターとしてよく出演している男性だった。
既婚者だがインテリでダンディーなので女性人気の高いコメンテーターだ。
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