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第9章 消えた三歳時の行方

･

…今日はアレンに規則を破らせてばかりだな…
明日もきっと筋肉痛になるに違いないのに…

ごめんね、アレン…




走り去るアレンの背中にアルは詫びる。
そして、飛び出して行った入り口を見つめていると。


――ダダダﾀﾞﾀﾞーーー!!!

―バタンッ


出て行ったかと思ったアレンが泡くって引き返してきた



「も、戻ってきましたっ！」


「は!?」



「ザドルと一緒にっ！…

ザドルと一緒にいるのがジョンではないかとっ…」

アレンの言葉にアルは一瞬、絶句する。そして、叫んだ。

「‥ザ‥ ドルｩ〜っ!?


なんでっっ!?」