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第13章 対立

　十四歳で儚くなった許嫁は名門両班の息女で、生きていれば今は中殿と崇められる立場にいるはずのひとだった。



　ソンは泣き笑いの表情で続けたものだ。





―たとえ彼女が生きて王妃となっていたとしても、俺はそなたと出逢ったなら、そなたを後宮に召し上げただろう。むしろ、彼女にとって、そんな日が来なくて良かった思う俺は、どれだけ残酷な男なのだろうな。