この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
扉の向こう
第8章 終わらない夜
カチャ。ゆっくりと扉が閉まる。閉まると同時にどちらからともなく抱き合い、貪りあうように口づけをかわす。そして、お互いに求めている行為を確認すると一旦離れる。二人は邪魔なジャケットを、急いでその場で脱ぐと、今度は香菜が男の頭に腕をまわし、抱きつき、半ば口を開きながら唇を男に重ねる。キスの音が二人の理性を壊していく。男の左手は香菜の頭の後ろを包み、右手はもうすでにスカートの中に潜り込んで、お尻を揉んでいる。僚太の激しい息使いが、香菜の首筋に熱い余韻を残していく。香菜からもれる吐息が男の本能を刺激する。男の左手は香菜の頭から離れ、シャツの上から胸の柔らかさを力強く堪能しており、右手はパンティーから手を潜らせ、お尻を堪能している。香菜は両手で男の首に抱きつき、男は左手を香菜のシャツの裾から中に入れて乳房を揉みしだく。男の後頭部や背中をさ迷う香菜の手が、香菜の発情具合を男に伝える。男は不意に左手を乳房から離し香菜の肩を抱く。そしてそのまま男が香菜を抱きながらゆっくりと後ずさりし、男の背中は壁にたどり着く。男は優しく香菜と体勢を入れ替え、香菜を壁に寄りかからせる。男は密着した壁ドンのような体勢から、香菜を見つめながら身体を離し、左手をシャツの裾から乳房に戻し、右手はふとももを激しく撫でる。思ってもいない壁ドンにドキッとしつつも、香菜は男を抱き寄せキスをするように促す。男は手を止める事無く、左手の指先がブラジャーの隙間から入り先端を優しく二本の指で挟む。香菜は思わず、「ンッ」身体をびくつかせながら、二人の唇の隙間から声にならない声が出た。右手がブラジャーのホックを外すと、シャツのボタンを外した。香菜のはだけたシャツから、だらしなくぶら下がっているだけのブラジャーと、お酒に酔い少し汗ばんだ素肌が露出する。男の両手は香菜の乳房を揉む。「あっ・んんっ・・」香菜は乳首と乳房から来る刺激に素直に反応する。男の愛撫は勢い付き、熱い波が香菜の身体に打ち寄せる。男が香菜のシャツを脱がす。「ちょっと待って、僚ちゃん」風呂に入っていないのを気にした香菜は、僚太の背中にまわした手をばたつかせ、落ち着かせようとする。興奮した僚太はお構い無しに香菜の首筋を愛撫する。「僚ちゃん待っててば、お風呂に入らせて。このままするのは嫌」
「大丈夫だよ。気にならないよ」僚太は首筋から答えた。
/44ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ