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扉の向こう
第4章 その夜 (書き直し)
お詫び 作者より~
以前書いていたこの章を間違って削除してしまったので、作り直しました。ご容赦ください。



僚太がエレベーターのボタンを押すと待っている間、今日一日の事を考えてていた。興奮し調子に乗ってしまい、香菜を怒らせてしまった朝。何回もLINEでお詫びをしたが、既読無視。昼休みに電話をしても出てくれない。絶対怒らせてしまった。けど抑えきれない「香菜を犯したい」欲望。初めて知った香菜の被虐性。そんな事をぐるぐると考えているとエレベーターが到着する。5階のボタンを押すと、エレベーターは上昇を始める。駅で飲んだ高いエナジードリンクが効いてきたのか、それとも沸き立つ欲望なのか、身体が熱を帯びて行く。エレベーターを降り、玄関前に立ち、落ち着く為に、一回深呼吸をする。過去、何回か香菜を激怒させた事が有るが、どちらかというと正直に怒りをぶつけてくるタイプだった。またそんな感じかなと、気を引き締めて家に入る。「ただいま」「・・・」もう一回「ただいま」「・・・」初めての反応に、これはヤバいと思った僚太は、急いで部屋に入り、香菜の姿を探す。香菜はキッチンで今朝の格好にエプロン姿で晩御飯を作っていた。「香菜、ただいま」「・・・・・お風呂沸いてる」と素っ気ない声で答える。「今朝はごめん」僚太が謝る。しかし香菜は言葉を発する事なく、無言で晩御飯を作り続ける。付き合いだして結婚してトータル5年初めての香菜の反応に戸惑いつつ、僚太はおとなしく風呂に向かった。湯船に浸かりながら僚太は今朝の電車での出来事を思い出す。自然に僚太の下半身が反応する。 香菜をめちゃくちゃに感じさせたいけど、どうすれば良いか。結局、香菜以外の経験はあまり無い僚太は、頭の中で、今まで見たアダルトビデオのシチュエーションを思い出す。イメージトレーニングが終了し、素直に頭に浮かんだ言葉は「犯す」だった。しかしどうやって香菜の機嫌をなおすのか、答えは結局思い浮かばないままだった。
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