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秘め事 〜私淫らになります〜
第5章 平日昼間の秘め事
埃ののったエアコン。
綺麗にベットメイキングされているのになんだか薄汚さを感じさせるベッド。
私は超現実的な目の前の状況に笑わずにはいられなかった。

彼は40代の中頃らしいたるんだ体型だった。
背は180あると言う。
私は150で今まで知り合った人の中で1番背が高かった。
顔はイケメンではないが不細工と言うほどでもない。
私も人の事を言えるような顔ではないし、相手の見た目を気にした事など今までなかった。
それでも背の高い男には憧れがあったのは事実だった。

ベッドへ向かうにもなんだか妙な雰囲気だった。
私がボロいラブホと今からすることに対する緊張でヘラヘラしていたからだ。

私はいつもそうなってしまうのだ。
今まで付き合ってきた男達、旦那ともいざセックスをするとなるとヘラヘラしてしまうのだ。
これで萎えられたりしたが、どうしても羞恥心が強すぎてこうなってしまうのだった。

ベッドへ向かうのに立ち上がったら後ろから彼が抱きしめてきた。

『すごい、すっぽりはまっちゃう。抱き心地良いな…可愛い。』

私は耳までカァっと熱くなりながらも嬉しかった。

恥ずかしさのあまり私は腕を抜け出しベッドへダイブした。

ベッドの真ん中にボフッっとダイブし

「は、はずかしい…」

と、そのまま布団にくるまった。

すると彼はベッドに腰掛けて優しい声で言った

『可愛いな〜旦那さんが羨ましい(笑) 顔見せて』

私は素直に布団から顔だけ出した。

チュッ

唇に軽く口づけされた。

『無理はしなくていいからね、こうしているだけでも楽しいから』

彼が気を使って言ってくれた。

むむむ、これではいけない、私は生娘ではないのだ、なんのためにここへ来たんだ。
彼とやりとりしているうちに彼が良い人だとも思ったし、会ってみたいとも思った。
普通こんな出会い方をしてラブホに入ったら即押し倒されてやっていてもおかしくはない。
それなのにこんなに気を使ってくれて…

恥ずかしがっている場合ではない、だって…私だってやりたいんだもの…

「一緒に、布団入ろ…」

私がそう言うとモソモソと彼が布団に入ってきた。

目と目を見合わせた。

彼は私の手を握った。
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