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母さんをモノにしちゃった僕
第6章 心変わり
父さんはまた中国に帰っていった。

また母さんとの2人きりの生活が始まる。

だが、とっても目障りな奴がいた。

父さんの同僚の八代という男だった。

酔ったフリをして母さんをレイプした殺してやりたい程憎い男だった。

僕は父さんがいない間、この家を・・母さんを守っていかなければならなかった。

せっかく念願叶って母さんをモノにしたというのにとんでもない邪魔な奴が現れてしまったのだ。

完全に計算外だった。



その夜。

僕は母さんに一緒にお風呂に入ろうと誘ったのだが、忙しいから、一人で入るようにと言われた。

チェッと舌打ちしながら一人で風呂に入った。

ところが、当然、一緒に寝るものと思っていたら、それもやんわりと母さんに断られたのだった。

「母さん、どうしたんだよ?僕が嫌いになったの?」

僕は食ってかかったが、母さんは具合が悪いからと言い訳した。

でも、ここ最近はずっと一緒に寝てたのにそんな言い訳にもならない言い訳をされても僕は納得いかなかった。

「ねえ、マモル。聞いて・・」

母さんは僕をソファに座らせると自分も隣に座って話し始めた。

「お父さんが帰ってきて、マモルも嬉しかったでしょう?」

「まあ、それはそうだけど・・」

「久しぶりにお父さんの優しい笑顔を見て思ったの。やっぱり私はお父さんが大好きだし、愛しているんだなって・・」

「勿論、マモルの事も大好きよ!でもね、やっぱりあなたは私が産んだ息子なの。夫に対する愛情と息子に対する愛情が違うってわかるでしょ・・?だから、少し間をおいて考えたいのよ」

「嫌だよ!せっかく母さんと男と女の関係になれたのに・・やっと夢が叶ったのに・・」

「マモル、よく考えてみて・・!どんなに頑張っても母親と息子は結婚出来ないし、こどもも作っちゃいけないのよ!だから、あなたはもっと大きくなってから自分の好きな女性としなさい!それが本当なのよ」

「嫌だ、嫌だ・・!母さんなんか嫌いだ!」

僕はソファから立ち上がって、2階の自分の部屋へ駆け上がっていったのだった。

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