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第12章 イヤなのっ！

香菜side



・・・・・・。



手を繋いで・・・・か・・・・。



私はフラフラホテル内を歩いてフロントの方に向かっていた。



なんか、・・・人から聞いた話をそのまま信じるってどう？？？って思ったけど、



少し？？？イヤ、結構・・・。



結構ショック。



違うかもしれない、けどさ・・・・。



でもやっぱり現実、



私みたいなオバサンと一緒に過ごすなんてあり得ないのよ。



あってはいけないのよ。



だから私は・・・・。



「すいません・・・今日って部屋空いてますか？？？？」


フロントに手を置き、・・・受付のスタッフさんに聞いたの。



すると・・・。



「一部屋でよろしいですか？？？？(笑)」



勿論！！・・・序に言えばシングルで！！！序に序に言えば～・・・・。



安い部屋でお願いします。



もう・・・。



パーティーにも居たくない。



受付で名前と住所を書くよう言われ・・・・ペンをとると・・・・。




「香菜？？？？？」



・・・・・・・。